ドメイン番人 MCP サーバーの使い方
目次
この記事でわかること
- ドメイン番人 MCP サーバーで何ができるか(提供している tool 一覧)
- Claude Desktop / Cursor / Claude Code から呼ぶための設定 JSON
- /diagnose API を MCP 経由で呼んだときに返ってくる値の読み方
- 自前の運用ツール(社内 chat / 監視 bot)からも同じ API を直接叩く方法
ドメイン番人 MCP サーバーとは
ドメイン番人は、/api/diagnose で公開している DNS・メール認証診断 API を、MCP(Model Context Protocol)対応クライアントからも呼べる形で出しています。エンドポイントはサービスドメインに同居しています。
https://domain-bannin.jp/api/mcp
トランスポートは Streamable HTTP(MCP の HTTP+SSE 系仕様)。JSON-RPC 2.0 の POST を投げると、tools/list と tools/call が使えます。現時点で提供している tool は domain_diagnose の 1 つ(ドメインを渡すと SPF / DKIM / DMARC / MX / SSL 等の診断結果を返す)です。
Claude Desktop から呼ぶ
Claude Desktop の設定ファイル(~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json 等)に、HTTP 経由の MCP サーバーを追加します。
{
"mcpServers": {
"domain-bannin": {
"type": "http",
"url": "https://domain-bannin.jp/api/mcp"
}
}
}
Claude Desktop を再起動すると、ツール一覧に domain_diagnose が表示されます。チャットで「example.com のメール認証を見て」と頼むと、Claude が自動で tool を呼びます。
Cursor から呼ぶ
Cursor の ~/.cursor/mcp.json(または対応する設定パス)に同じ形式で追加できます。
{
"mcpServers": {
"domain-bannin": {
"url": "https://domain-bannin.jp/api/mcp"
}
}
}
Cursor 側でツールを enable にし、Composer などから「example.com の DNS 設定をチェック」と依頼すると、結果が JSON で取れます。
Claude Code から呼ぶ
Claude Code(ターミナル CLI)では、.claude/mcp.json または環境設定で同様に追加できます。
{
"mcpServers": {
"domain-bannin": {
"url": "https://domain-bannin.jp/api/mcp"
}
}
}
CLI セッションでツール一覧を確認した上で、domain_diagnose を呼ぶスラッシュコマンドや会話から実行できます。
返ってくる結果の読み方
domain_diagnose は、ドメイン名を 1 つ渡すと、以下のような構造化された結果を返します。
{
"domain": "example.com",
"categories": {
"spf": { "status": "warn", "summary": "...", "details": [...] },
"dkim": { "status": "ok", "summary": "...", "details": [...] },
"dmarc": { "status": "fail", "summary": "...", "details": [...] },
"mx": { "status": "ok", "summary": "...", "details": [...] },
"ssl": { "status": "ok", "summary": "...", "details": [...] }
}
}
statusはok/warn/failの 3 段階summaryはビジネスインパクトで書かれた短文。クライアント側がそのまま読み上げても自然になるよう設計detailsは技術的な根拠(実際の SPF レコード、レコードの解釈など)
自前のツール(chat bot / 監視)から HTTP で直接呼ぶ
MCP クライアントを使わなくても、/api/mcp に JSON-RPC を POST すれば純粋な HTTP(curl)から同じ診断を呼べます。tools/call で domain_diagnose を指定します。
curl -sS https://domain-bannin.jp/api/mcp \
-X POST \
-H 'Content-Type: application/json' \
-d '{
"jsonrpc": "2.0",
"id": 1,
"method": "tools/call",
"params": {
"name": "domain_diagnose",
"arguments": { "domain": "example.com" }
}
}' | jq .
社内 Slack bot や監視ジョブから呼ぶ場合は、こちらの方が組み込みやすいケースがあります。
なお、ブラウザの診断フォームが使う /api/diagnose は Bot 対策の認証(Turnstile)つきで、curl から直接は呼べません。プログラムからの HTTP 連携には上記の /api/mcp をお使いください。
どんな使い方が向くか
- 制作会社が顧客サイトを移管したあとの DNS / メール認証 健康診断 を、対話型のクライアントから軽く叩いて確認する
- 自社が複数ドメインを抱えている場合、Cursor / Claude Code で「未確認ドメイン全部回して」と依頼してリスト化
- 監視 bot にドメインを投げて結果を要約してもらい、メールやチャットに通知
逆に向かないのは、1 秒に 100 件以上の高頻度バッチです。レートリミットを実装しているので、深夜にゆっくり回す形をおすすめします。
よくある質問
MCP サーバーの利用に料金はかかりますか?
現時点で公開している /api/mcp は無料の /diagnose をラップする構造のため、利用料金はかかりません。ただし高頻度バッチは想定外なのでレートリミットの範囲でご利用ください。
認証は必要ですか?
現時点では未認証で接続できます。社内利用ではネットワーク経路で制限してください。将来の有料化に伴い API キー方式を導入する可能性があります。
MCP サーバーの URL を変更する予定はありますか?
/api/mcp のパスは安定運用しています。サブドメインやポートを切り出す場合は別途告知します。