
## この記事でわかること

- Klaviyo で「Verify Domain」が緑にならない時の確認順序
- 設定したのに DMARC が fail する典型的な原因
- DNS レコードを 1 つずつ点検するチェックリスト

Klaviyo（クラビヨ。EC でよく使われるメール配信サービス）で独自ドメイン送信を設定したのに、**「Verify Domain」が緑にならない**、あるいは届いたメールが **DMARC で fail している**。本記事はこうした「設定したはずなのに通らない」状況の切り分けに絞った確認ガイドです。

独自ドメイン送信（Dedicated Sending Domain）の初期設定そのものの手順は [Klaviyo の SPF・DKIM・DMARC 設定手順](/blog/klaviyo-email-auth) にまとまっています。まだ設定していない方はそちらが先です。本記事は **設定後につまずいた人向け** の点検手順としてお読みください。メール認証の前提となる DMARC の仕組みは [DMARC とは？](/blog/what-is-dmarc) を参照してください。

## つまずきは大きく 3 か所で起きる

Klaviyo の認証トラブルは、原因が次の 3 か所のどれかに集中します。やみくもに再設定する前に、どこで止まっているかを切り分けるのが近道です。

![Klaviyo 認証トラブルの切り分け](/blog/klaviyo-mail-auth-troubleshoot/troubleshoot-flow.svg)

- **A. DNS レコードが Klaviyo に見えていない**: Verify Domain が緑にならない段階。CNAME や TXT の入力ミス、反映待ちが原因。
- **B. 認証は通るが DMARC でアラインメントが取れない**: Verify は通ったのに、受信側で DMARC が fail する段階。return-path（戻り先アドレス）の設定漏れが典型。
- **C. SPF レコードが壊れている**: 既存の SPF と二重に書いた、または参照数が上限を超えた段階。

以下、A から順に点検します。

### A. Verify Domain が緑にならない時

「Add a Sending Domain」で表示された DNS レコードを追加したのに緑にならない場合、次の順で確認します。

**ホスト名を入れすぎていないか。** 最も多い原因です。Klaviyo が `kl1._domainkey.mail` と表示している場合、Cloudflare やお名前.com などの管理画面では **末尾の `.example.co.jp` を付けない** のが正解です。DNS 側が親ドメインを自動で補うため、`kl1._domainkey.mail.example.co.jp` と入力すると `mail.example.co.jp` が二重になって一致しません。

**反映を待てているか。** DNS の変更が世界中に行き渡るには 5〜30 分かかります。設定直後に Verify を押して失敗しても、しばらく待ってから再度試します。`dig` コマンドや公開の DNS チェックサービスで、設定したレコードが返るか確認してから Verify を押すと無駄足が減ります。

**CNAME を TXT で入れていないか。** Klaviyo が発行する DKIM（メールに署名して改ざんやなりすましを検知する仕組み）は **CNAME** 形式です。これを誤って TXT で登録すると検証に失敗します。レコードタイプが Klaviyo の指示どおりかを 1 件ずつ照合します。

### B. Verify は通ったのに DMARC が fail する

ここが最も気づきにくい段階です。Klaviyo 上は「Verified」なのに、Gmail などに届いたメールのソースを見ると DMARC が fail している。これは多くの場合、 **return-path（bounce 用 CNAME）の設定漏れ** が原因です。

![DMARC アラインメントの確認ポイント](/blog/klaviyo-mail-auth-troubleshoot/alignment-check.svg)

DMARC は「DKIM か SPF のどちらかが通り、かつ送信ドメインと表示上のドメインが揃っている（アラインメント）」ことを求めます。Klaviyo の 4 レコードのうち、return-path の CNAME（例: `bounce.mail` を Klaviyo 側へ向ける行）が抜けていると SPF のアラインメントが取れず、DKIM だけに依存することになります。DKIM 側に何か問題があると、その時点で DMARC 全体が fail します。

確認手順は次のとおりです。

1. 自分宛に Klaviyo からテスト配信し、受信メールのヘッダ（または DMARC レポート）を開く
2. `dkim=pass` と `spf=pass` の両方が出ているかを見る
3. SPF 側が fail または none なら、return-path の CNAME が DNS に存在するかを点検する

アラインメントの考え方そのものは [DMARC アラインメントの基礎](/blog/dmarc-alignment-explained) で詳しく解説しています。なお `_dmarc.example.co.jp` の DMARC はサブドメイン（`mail.example.co.jp`）にも自動で効くため、`_dmarc.mail.example.co.jp` を別途作る必要はありません。むしろ別途作ると意図しない上書きが起きます。

### C. SPF が壊れていないか

Klaviyo を追加したあとに、別のメール送信もまとめて壊れた場合は SPF（許可した送信元を宣言するレコード）を疑います。

**SPF を 2 行に分けていないか。** SPF はドメインごとに **1 行だけ** が原則です。既存に `v=spf1 include:_spf.google.com -all` があるのに、Klaviyo 用にもう 1 行 `v=spf1 ...` を追加すると、ルール違反で両方とも無効化されます。1 行にまとめます。

```
v=spf1 include:_spf.google.com include:_spf.klaviyomail.com -all
```

**include の参照数が 10 個を超えていないか。** Klaviyo に加えて Google Workspace、別の配信サービスなどを併用していると、SPF が内部で参照する数（DNS ルックアップ）が 10 個の上限を超え、認証全体が壊れることがあります。これは Klaviyo 固有ではなく SPF の仕様上の制限です。原因の特定と対処は [SPF レコードの 10 ルックアップ問題と平坦化](/blog/spf-flattening) を参照してください。

## 点検が終わったら段階強化へ

3 か所すべてが解消し、テスト配信で `dkim=pass` と `spf=pass`、DMARC が pass になれば、認証は正しく機能しています。ここまで来たら、DMARC ポリシーを `p=none` から `p=quarantine`、最終的に `p=reject` へと段階的に強化していきます。一気に `reject` にすると正規メールの誤拒否が起きるため、必ず段階を踏みます。進め方は [DMARC ポリシーの段階的強化](/blog/dmarc-policy-tightening) にまとめています。

## よくある質問

### Verify Domain は緑なのに DMARC が fail します。なぜですか？

Klaviyo の Verify は DKIM と所有確認の成立を見ているだけで、受信側の DMARC 判定とは別物です。多くは return-path（bounce 用 CNAME）の設定漏れで SPF のアラインメントが取れていないケースです。本記事の「B」の手順で点検してください。

### 設定が反映されているか確認する方法は？

`dig`（または公開の DNS チェックサービス）で、Klaviyo が指示した CNAME・TXT が実際に返ってくるかを確認します。返ってこなければ DNS 側の入力ミスか反映待ちです。Klaviyo の Verify を連打しても解決しません。

### サブドメインに DMARC を別途設定すべきですか？

不要です。`_dmarc.example.co.jp` の DMARC は組織ドメイン一致のルールにより `mail.example.co.jp` などのサブドメインにも自動適用されます。別途 `_dmarc.mail.example.co.jp` を作ると意図しない上書きの原因になります。

### どうしても原因が特定できません。

DNS レコードの 1 文字違いやレコードタイプの取り違えは、目視では見つけにくいものです。自社で切り分けが難しい場合は、現状を診断したうえで設定支援をご利用ください。

## まずは現状を把握しましょう

ドメイン番人の [無料ドメイン診断](/diagnose) なら、ドメインを入れるだけで SPF・DKIM・DMARC の設定状況を数十秒で確認できます。Klaviyo 切り替え後の検証にもそのまま使えます。

切り分けに迷う場合は [お問い合わせ](/contact) からご相談ください。専門家がわかりやすくサポートいたします。関連記事として [Klaviyo の SPF・DKIM・DMARC 設定手順](/blog/klaviyo-email-auth)、[Brevo のメール認証](/blog/brevo-email-auth) も合わせてご覧ください。
