
## この記事でわかること

- ドメインのステータスコード（EPP ステータス）の意味と確認方法
- サイトやメールが止まる「危険信号」のコード
- 奪取を防ぐために付けておくべきロックと、失効から削除までの流れ

## ドメインのステータスコード（EPP ステータス）とは

ドメインの WHOIS を見ると、`clientTransferProhibited` や `clientHold` といった英語のコードが並んでいることがあります。これは **EPP ステータスコード**と呼ばれ、そのドメインが今どんな状態にあるかを表します。

コードには2種類あります。

- **client から始まるコード**：レジストラ（ドメイン登録事業者）が設定するもの
- **server から始まるコード**：レジストリ（ドメインを管理する大元の組織）が設定するもの

つまり、コードを読めば「誰が・どんな制限や保護をかけているか」が分かります。これはドメインの健康診断の結果のようなもので、**放置すると事業が止まる兆候を早期に察知する手がかり**になります。

## 主要なステータスコード一覧と意味

代表的なコードを、意味ごとに整理します。

![ステータスコードを危険度で3分類](/blog/epp-domain-status-codes/status-map.svg)

- **ok（active）**：制限も保留中の操作もない通常状態。ただしロックが何も掛かっていないとも言える
- **inactive**：ネームサーバーが設定されておらず、ドメインが使われていない状態
- **clientTransferProhibited / serverTransferProhibited**：移管をロック。第三者による勝手な移管を防ぐ保護
- **clientUpdateProhibited / clientDeleteProhibited**：情報の更新や削除をロック
- **clientHold / serverHold**：DNS から除外され、サイトもメールも止まる危険な状態
- **redemptionPeriod / pendingDelete**：失効後の猶予や削除直前を示す状態

このうち、特に注意すべき「危険信号」と「付けておくべき保護」を順に見ていきます。

## 危険信号と、付けておくべき保護

### clientHold / serverHold（サイト・メールが止まる）

`clientHold` は、レジストラがドメインを DNS から除外する状態で、**多くは料金の未払いが原因**で設定されます。この状態になると、ウェブサイトが表示されず、メールも送受信できなくなります。`serverHold` はレジストリ側が設定するもので、法的な手続き（裁判所命令や紛争処理）、WHOIS 連絡先の確認失敗、ポリシー違反などが原因です。

どちらも「サイトとメールが止まる」直結の危険信号です。心当たりのない Hold が付いていたら、すぐにレジストラへ確認してください。料金や更新が原因なら、[ドメイン更新忘れからの復旧手順](/blog/domain-renewal-recovery)が参考になります。

### clientTransferProhibited（付けておくべきロック）

一方で `clientTransferProhibited` は、**付いていてほしい**コードです。これは移管をロックし、第三者があなたの許可なくドメインを別のレジストラへ移すのを防ぎます。いわゆる Transfer Lock で、ドメイン奪取（ハイジャック）対策の基本です。詳しくは[ドメイン奪取を防ぐ方法](/blog/domain-management-defense)で解説しています。通常の移管をするときは、自分で一時的に解除してから手続きします。

## 失効から削除までの流れ

更新を忘れてドメインが失効すると、いきなり消えるのではなく、いくつかの状態を経て削除されます（gTLD の一般的な例）。

![失効から削除・再取得までの流れ](/blog/epp-domain-status-codes/lifecycle.svg)

1. **有効期限切れ**：このあとレジストラが設ける自動更新の猶予期間に入る
2. **redemptionPeriod（約30日）**：復旧（更新）が可能な救済期間。ただし高額な復旧料がかかることがある
3. **pendingDelete（約5日）**：削除が確定し、もう復旧できない状態
4. **削除**：第三者が再登録できるようになり、[ドロップキャッチで悪用](/blog/unused-domain-disposal)される恐れがある

なお、期間や名称は `.jp` など TLD によって異なります。いずれにせよ、失効を示すコードが見えてから動くのでは手遅れになりがちです。有効期限と自動更新の設定を平時から確認しておくことが、最大の防御になります。

`redemptionPeriod` や `pendingDelete` が見えたら、そのドメインは失効の最終段階にあります。事業で使っているドメインなら一刻も早い対応が必要です。

## よくある質問

### ステータスコードはどこで確認できますか？

WHOIS 検索や、レジストラの管理画面で確認できます。`.jp` の登録情報の見方は[.jp の Whois プライバシー保護とは](/blog/whois-privacy-jp-toha)も参考にしてください。

### 「ok」だけが付いている状態は安全ですか？

制限や保留はない通常状態ですが、移管ロック（clientTransferProhibited）などの保護も掛かっていない状態です。重要なドメインなら、移管ロックを付けておくほうが安全です。

### clientHold はどうやって解除しますか？

多くは料金の未払いが原因なので、レジストラで支払いや更新を済ませれば解除されます。原因が分からない場合は、レジストラのサポートへ問い合わせてください。

## まとめ

- EPP ステータスコードは、client（レジストラ設定）と server（レジストリ設定）の2種類
- `clientHold` / `serverHold` はサイト・メールが止まる危険信号
- `clientTransferProhibited` は奪取を防ぐ、付けておくべきロック
- `redemptionPeriod` / `pendingDelete` は失効の最終段階。早急に対応する

## まずは自社ドメインの状態を確認しましょう

自社ドメインに危険なステータスが付いていないか、無料の[ドメイン診断](/diagnose)で状態を確認できます。コードの意味が分からず不安な場合は、お気軽にご相談ください。専門家がわかりやすくサポートいたします。
